作品紹介・あらすじ
デビュー作にして第17回中山義秀文学賞受賞を受賞した
直木賞作家・澤田瞳子の原点である奈良大河青春ロマン!
時は天平宝字。十四歳の高向斐麻呂は大学寮に入寮した。主の遣唐使・藤原清河を
唐に迎えに行くためだ。その陰には父を待つ娘・広子への思慕もあった。
紀寺の奴・赤土と偶然出会った斐麻呂は秘かに彼に学問を教えることになる。
儒学の基本理念である五常五倫を学び、国を支えるという理想を抱く若者たち。...
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