作品紹介・あらすじ
戦によって国も家族も失った、敗戦国ゲルンヴィッテの第二王女・フォルティーナ。
絞首刑に処されようとしていた彼女を寸前で救ったのは、
戦後処理に訪れた中立国ギデノルトの王太子・ルートヴィヒだった。
ある事情から父王によって世間から隔絶され、
姉に虐げられ育ってきたフォルティーナは、生に執着せず感情も希薄だった。
そんな様子を気にしたルートヴィヒは、彼女を国に連れ帰り保護することに決める。
同情から...
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