野火、奔る

野火、奔る

あさのあつこ
光文社 (2023年10月25日発売)
ISBN:9784334100940
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作品紹介・あらすじ

小間物問屋『遠野屋』の主、清之介は、嵯波の紅花産業に莫大な金を注ぎ込んできた。その紅餅を積んだ船が突然消えた。さらに奉公人のおちやにも騒動が起きる。事件が続くことに北定町廻り同心、木暮信次郎と岡っ引、伊佐治は不審に思う。次々と『遠野屋』に降りかかる不穏な動き、清之介に纏わりつく、血の臭い、底なしの闇。ニヒルな同心信次郎、元刺客の商人清之介。尋常ならざる男と男がうねり合う「弥勒シリーズ」第12弾!

感想・レビュー (2件)

木暮信二郎とを掛け合いと駆け引き人間の底の思いを炙り出す。

弥勒シリーズ ワクワクしながら読む 次巻が楽しみ