家路の果て

家路の果て

夏樹静子
本棚登録:0
徳間書店 (1999年12月31日発売)
ISBN:9784198912420

作品紹介・あらすじ

紡績会社の係長・仁科秋雄は、三十代で念願の分譲住宅を購入した。陽当たりのよい高台の、3LDK。同じ会社のOL山藤節子は、病身の母を抱えての遠距離通勤に耐えかねて、会社に近いところに中古マンションを購入する。二人にとってこの新居は満足のいくものだった。だが、思いもよらぬトラブルが起こる。住民のエゴと業者の思惑ーそして殺人事件が。マイホームが引き起こした悲劇を鋭く衝いた長篇推理。

レビュー (0件)

まだレビューがありません