作品紹介・あらすじ
第二次世界大戦後、連合国はプロイセンの解体を宣言した。プロイセンは消滅した。
ドイツはナチズムへと至る「特殊な道」を歩み、その一因はプロイセンにあるとされた。「特殊な道」論が落とした長い影は、プロイセンを歴史として対象化することを難しくした。本書はそうした状況に突破口を開いた。罪悪あるいは賛美という目的論から離れ、約350年に及ぶプロイセン通史を包括的かつ中立的に提示したのである。
下巻は、ナポレ...
感想・レビュー (1件)
久しぶりにであった面白い本であった。
久しぶりにであった面白い本であった。