作品紹介・あらすじ
物語は、明和八年(一七七一)に始まる。平賀源内がゑれきてるを世に送り出す五年前のことである。時に源内、四十四歳。高松藩を出て自由の身となった源内は、長崎で龍の噂を耳にしてその存在を暴こうと野心に燃える。同じ頃、紀州の漁師が乗った船が嵐に遭い、漂流。辿り着いた島で、蛇とも蜥蜴ともつかぬ巨大な爬虫類に襲われていたー平賀源内が絶滅したはずの恐龍と相対する、時空を超えた奇想天外時代小説。構想〜完成20年の...
感想・レビュー (0件)
まだレビューがありません
まだレビューがありません