看守眼

看守眼

横山秀夫(小説家)
実業之日本社 (2007年7月1日発売)
ISBN:9784408504858
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作品紹介・あらすじ

刑事を夢見て看守台に座り続けた男、最後の「看守眼」-。R県警の機関誌を担当する事務職員・山名悦子は、定年退職者全員による回想手記の特集を編集中に、ひとり分だけ原稿が足りないことに気付く。二十九年間、留置場の看守として警察人生を歩んできたF署の近藤宮男が原稿を寄越していないらしい。催促のため、悦子は近藤の自宅に向うが、「捜査」で外出しているという。「穴蔵刑事が穴蔵から出てきちゃった」と近藤の妻は笑う...

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