マスクを取った奏多くんはえっちで溺愛で、ちょっと腹黒い。4

「覚悟も区切りもできた。『ひなちゃんが彼女』って、もう言えるーー。」 ＊ 大学が夏休みに入ったひなの前に、謎めいた美少女・天音心愛（あまね・ここあ）が現れた。 ひなと奏多（かなた）が付き合っていることを知っている心愛は、 実は奏多の友人・早乙女宇海（さおとめ・うみ）の高校の後輩。 初恋相手の宇海を諦められず、今もずっと片思いし続けていた。 「ひなさん。宇海先輩とのこと、協力してもらえません...