作品紹介・あらすじ
北海道日高山脈の王“羆”-。真冬にカメラマンが下山しないことで、物語は始まる。森林保護官・樋口孝也は、上司の山崎とともに捜索に乗り出すが、発見された死体には羆の爪痕があった。「食害事件」として始まった道警の捜査は、ひとつの終結を迎えるが…。元自衛隊の肉体派新人作家が、満を持して放つ、自然と人間を描き切った渾身作。
感想・レビュー (1件)
北海道日高山脈が舞台。森林事務所日高支所の二人が下山予定を過ぎても戻らないカメラマンの捜索に積雪の中を救助に向かう場面から始まる。巨大な白い熊との闘い。面白い!