姥捨てバス

姥捨てバス

原宏一
角川書店 (2008年4月1日発売)
ISBN:9784048380010
本棚登録:5

作品紹介・あらすじ

31歳独身の「おれ」は相棒に言われるがままに、白タクならぬ白バスで無認可の観光ビジネスの片棒を担いでいる。ある日、相棒が企画した「清貧ツアー」(聞こえはいいが、おんぼろバスで婆さんたちを山奥に連れていくツアー)で、客の1人が失踪。「あれは姥捨てツアーらしい」という噂が瞬く間に広まったが、皮肉なことに、今度は150人もの婆さんがツアーに集まった!『床下仙人』でブレイクした著者が、現代をシニカルに描く...

感想・レビュー (1件)

現代を風刺している作品。姥捨て山のツアー。奇想天外なストーリー展開。