作品紹介・あらすじ
【2冊連続刊行! いよいよ天下分け目の決戦へーー】
慶長五年、関ケ原の戦いが迫る九月。真田家の若き家臣・鈴木右近、数え十七。主君・真田信幸の密命を胸に、右近は家来の榛名大吉、従僕の権蔵を連れて信州・戸石城を発った。託されたのは、柳生宗矩の名が記された一通の書状ーー。それを期日までに岐阜・宗章のもとへ届けねば、真田の命運が変わる。
道々の峠は険しく、夜は闇に沈み、昼は野武士が襲撃してくる。背に野太...
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