まんがでわかる 失敗学のすすめ

まんがでわかる 失敗学のすすめ

畑村洋太郎/小川こうじ
KADOKAWA (2017年3月23日発売)
ISBN:9784046018465
本棚登録:0

作品紹介・あらすじ

企業の不祥事、相次ぐリコール問題……。 「失敗を認められない」人が大事故を招く!? 畑村氏監修による、「失敗学」決定版! まんがによるわかりやすいケーススタディで仕事や人間関係がみるみる改善! 【本書の内容】 ■プロローグ 失敗なくして発展はない ■第1章   失敗に負けない人になる ■第2章   失敗を分析できる人になる ■第3章   失敗を創造に変える人になる ■第4章   失敗を活かせるリ...

感想・レビュー (1件)

キーボードショートカットを表示 「失敗学のすすめ」(畑村洋太郎著)は、日本で失敗学のバイブルみたいな本で、読むと「失敗って実は超大事な資源じゃん!」って視点がガラッと変わります。読んで特に刺さったポイント失敗は「現象」ではなく「結果」 失敗の本質は「想定外の現象が起きたこと」ではなく、「その現象に対して適切な対応ができなかったこと」。だから失敗を責めるんじゃなく、現象をちゃんと捉えて次に活かせばいい、という割り切りが気持ちいい。 「失敗知識ベース」の発想 成功体験は条件が違いすぎて再現性が低いけど、失敗は「ここをこうミスるとこうなる」という因果関係が明確だから、実は汎用性が高い。 → だから失敗を隠す文化が一番ヤバい、という主張に「確かに…!」と膝を打ちまくった。 「創発的失敗」と「人為的失敗」の区別 創発的失敗 → 誰も予想できなかった新しい失敗(ここからイノベーションが生まれる) 人為的失敗 → すでに知られている失敗を繰り返す(これはマジで防がないとダメ) この切り分けがめちゃくちゃ実務的で、現場で「これはどっちの失敗?」ってすぐ分類できるようになる。 失敗を語る時の「畑村ルール」 誰かを責めない 失敗の詳細を正確に記述する 教訓を一言でまとめる これを実践してる企業の事例(JR西日本とか宇宙開発とか)を読むと、「ああ、だからあそこは変われたんだ…」と納得しかない。 読後の変化自分が失敗した時、「ああ、これは人為的失敗だったな…既知の対策やってなかっただけだ」と冷静に分析できるようになった 逆にチームの失敗報告を聞く時も、「誰が悪い」じゃなくて「どんな現象が起きて、どこに対応漏れがあったか」に意識が向くようになった 「失敗したやつが一番その分野の専門家」という言葉が頭に染みついて、失敗した人を責める文化に違和感を覚えるようになった 一言で言うと「失敗を恐れるな、隠すな、活かせ」 これが染みついてから、仕事もプライベートも明らかにラクになったし、成長速度も上がった実感があります。特に技術者・管理者・プロジェクトに関わる人にはマジで読んで損ないです。2000年代初頭の本なのに、今読んでも全然色褪せてない。むしろ日本企業がまた失敗を繰り返してる今だからこそ、改めて読み返したい一冊です。あなたはどの部分が一番響きましたか?(もしまだ読んでる途中なら、どの辺まで読みました?)